幻と現のあいだ

現実見てないわけじゃない。だから夢も見ていたい。

前略、担降りすることになりました。

 

 

 

 

 

明けました、2017年。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

本当は昨年の総括をしようと思っていて。

 

初めて足を運んだジャニーズWESTのコンサート、

初めての帝国劇場、日生劇場

運良く行くことのできたTAKE FIVE2、

Kis-My-Ft2のツアーもHey!Say!JUMPのツアーも年末のドーム公演も、

どれも思い出深くて胸がいっぱいになる。

 

そんな現場の想起も、時間を取ってできたらいいなと持っているが、本日は皆さんに一つ、ご報告がある。

 

タイトルにもつけさせてもらっているのだが、

 

私、mimiは担降りすることになりました。

 

これまでKis-My-Ft2藤ヶ谷太輔くんを担当としていたけど、

これからはSnowManの阿部亮平くんを担当させていただこうと思います。 

 

 

担降りってすることになる、というよりも自分がするものかもしれないけど、

私的にはこの表現がしっくりきていて。

担降りしてしまった、というハプニング要素と、

担降りする、という自らの意思の

ちょうど中間を表す表現になっているのではないかと思う。

 

 

 

もともと阿部くんのことはずっと気になっていたというか、SnowManで一番好きなのは阿部くんで、ルックスはもちろん、大学入試に向けてJrとしての活動をお休みしていたことがあったことも、そのあと復帰して現在まで活動が続いているところも、気象予報士の資格を3年かけて取得したことも、大学院への進学を決めて現役で大学院生をやっていることも、アイドルと自分の達成したい何かを両立して形にしている姿勢と努力が素晴らしいなと思っていて。

私自身がそれなりに大学受験シーズンに頑張ったり、大学生活をやってみてその楽しさも辛さも感じていたし、一時期大学院にストレートで進学するかどうか悩んでいた時期もあったから、なんだか大学の先輩を見ているかのような、謎の親近感と尊敬の念があったのかなとも思うけど。

 

2015年まではキスマイのバックについてくれていたSNOWDOMEの約束の時とかKis-My-Journeyのときとかにお目にかかれたくらいで、Jrに疎い私が見て「あれ、あれ阿部くんかな?」って確認できるくらいには認識しているけど、基本近くの他担より遠くの自担なタイプの人間なので(知ってる人は知っている)、まあ藤ヶ谷くんをひたすら追いかけていたわけだ。しかも私の大好きな藤ヶ谷ワールド全開のソロ曲のバックにはついていなくていつかみたいなと思った記憶がある。

でも、スノドの時に北山くんから「阿部も、あんた真面目なんだからさ」って突っ込まれてたり、Joueneyの時に北山くんソロで渡辺くんと一緒に解説してたり、「これ片してくるから。」ってクールにしゃべってたり、大喜利の時に迷彩使った衣装でキスマイメンバーの罰ゲームする役目をしていたり、そういう阿部くんいいなとはなんとなく感じていた。

 

 

時は経って、SnowManが再びキスマイのバックについてくれた2016年のツアーISCREAM。

残念ながら藤ヶ谷くんソロのバックにはまたしてもついていないけれど、あらゆる場面で活躍してくれる阿部くんやSnowManの姿にすごく感謝したくなった。

キスマイの7人が作り上げたエンターテイメントがこうして形になっているのはこうしてバックについてくれているJrのみんながいてこそだなって感じられたからだ。

 

個人的にはメガ☆ラブの時に、バックステージにいる藤ヶ谷くんが阿部くんと渡辺くんとポケ○ンGOごっこをしているのがもう可愛くて可愛くて…藤ヶ谷くんのお遊戯に付き合ってくれてありがとう(;;)って気持ちだった。(藤ヶ谷くん的にこの上から目線な表現は気に入らないかもしれないけど、きっと彼が狙ったあざとさが生んだファン心理なので大目に見てください。)

このツアーでSnowManはオリジナル曲ZIG ZAG LOVEを披露してくれた。

普段生で見ることがない華麗なアクロバットとアグレッシブなダンスに、すごいなと感心していたのだが、そこで私の中に違和感というか、今まで思っていたのとは違う案件が生じて。

“阿部くんって割とサイドで踊ってることが多いんだな。”

ってことに初めて気づいた。

阿部くんからしたら、うるさい、いちいち文章に書くな、って感じかもしれない。

ごめんなさい。

ただ私の中ではあまりにも意外で。多彩でハイスペックだと思っていた彼が

(実際にはハイスペックなことは明確すぎる事実)、

SnowManというグループの中ではセンターにいることは割合的に少ない。

このことにびっくりしたし、なんだか阿部くんってどんな人なんだろう、って気になった瞬間だった。

 

 

そんな私が9月、とうとうSnowManメインの現場に行く機会が生じた。

少年たち危機一髪!だった。

 

もともと玉森担の友人に誘われ、DREAMBOYSを観劇しようとしていた私は、同時期に日生劇場で行われていたJrメインの舞台にも行ってみたいなと思い、申し込むことにした。

ジャニーズエンターテイメントなるものが割と好きで、これまで見に行ったことのないジャニーズ内部の舞台に興味があったこと、昔キスマイも演じていた作品がどんなものか知りたかったこと、もともと舞台観賞そのものが好きだったことが影響している。

でも、きっと一番は阿部くんをメインに現場に行ってみたかったんだと思う。

 

舞台上で演じている阿部くんは最初はシリアスだったり険しい表情が多くて、役を一生懸命遂行している感じで。ギター弾いてる姿も初めて見て、何ならギター弾けるなんて聞いてないよ!!??!??!聞いてたとしても記憶にないよ!!??!?!?って思ったほどで、またもや意外な姿にびっくりさせられた。

 

そしてストーリーが進むとだんだん表情が明るくなって生き生きしてきて、それを見たときに、“阿部くんってこんな表情するんだ”って思わされた。すごくいい表情をしていた。

平たい言葉でしか言えないけど、すごく引き込まれたのを覚えている。

愛嬌があって、躍動感があるような、プラスな何かを感じさせるその表情は、舞台上でとても輝いていた。

“私こういうアイドルが好きなんだよな”って思わされた。

 

少年たちご覧になったことがある方はご存知だと思うのだが、少年たちには入浴するシーンがあって。すりガラスが胸部あたりから大腿部くらいまであって、実質裸体に見えるみたいな。ジャニーズ演出だ、みたいなやつ。

あの時、SnowManとSixTONESで雑談みたいに、リラックスした感じでおしゃべりするんだが、他のメンバーはラフな感じでしゃべってる中、阿部くんは参加しながらもずっと体洗ったり、お湯かけたりするアクト続けていて。確か隣の高地くんもしてたかなあ。細かいとこやり遂げちゃうんだな、これが彼の中でのルールなのかなと思わされて、そこもいいなと思った。彼のこだわりが見えた気がした。

 

他にも、桶ダンスの時に桶落として他のメンバーにサッカーボールみたいに桶蹴飛ばされ続けてなかなか拾えなくて慌てていた姿だったり、HiHiJetがパフォーマンスしているシーンで、一緒に振付やり続けていたり、これが阿部くんらしさなのかな、と思わせてくれるところをたくさん見ることができた。

 

何より忘れられなかったのはECのときに三方礼をする姿。客席をまっすぐに見つめるあの強い眼差し、そんなわけないのは承知の上だけど、例えるならまるで自分が見つめられているようで、すごく真摯でまっすぐな視線のように感じられて、ひたむきな感じがした。

 

 

私はなんとなく、阿部くんはハイスペック人間で、頭脳明晰で、だからどっかで、クールすぎてるんじゃないか、気取っているんじゃないか、という思い込みがあったんじゃないかと思う。そんな人物に、グループの中ではサイドの立ち位置が多いことや、実際には本当に多彩な表情を見せてくれて、人間味ある彼らしさがあふれた一挙一動があることを知ってしまって、少年たちを見てから、阿部くんのことますます気になって、気になって気になって気になっていた。

それまでひたすら録画していただけで見ていなかったザ・少年倶楽部を見るようになって、SnowManを応援している有名なアカウントの方やSnowManの情報をツイートしているアカウントをフォローしたり、

私の中で確実に変化が起こっていた。

 

 

 

 

顔がかっこいいから、整っているからというだけではないアイドル要素(歌やダンス、演出といったパフォーマンス能力、その人らしさを感じられる人間味のある言動・表情・苦手分野とそれに挑戦する姿、ひたむきに頑張っている姿勢の表れなど)を魅せてくれるから。

藤ヶ谷くん29歳のお誕生日おめでとうございました。〜私が貴方を担当とした経過と理由〜 - 幻と現のあいだ

 

 

 

これは私がはてなブログをはじめて最初のエントリーに書いた、私がなぜジャニーズのアイドルが好きで、応援しているのか、文章にした、いうならヲタクとしての信念的なものなんだが…

 

 

阿部くんはまさにこれだった。

 

 

そんなこんなで阿部くんのことで日々頭がいっぱいになっていく一方で、藤ヶ谷くんの存在は依然として私の中にはあって。

それまでは藤ヶ谷くんほど心を奪われたジャニーズアイドルはいなくて、現場が少なかったり、思ったようなパフォーマンス見せてくれないなと思ったり、ファンのことどう思ってるんだろって不信感が生じたりして、もうそろそろ降りるときかな、でも降りる先ないな、ってことはヲタク辞められるのかな、って思ったこと幾度となくあったけど、結局降りられなくて。

コンサートや舞台で見る藤ヶ谷くんの姿の節々から、大好きな藤ヶ谷くんの要素があふれ出してるから、“あーやっぱ好きだあああああああああああああああ好きですうううううううううう”って感情湧き上がって、ここまで来た。

本当に冷めたと思っても戻されてたあの藤ヶ谷くんの引力を考えたら、私は果たして誰担でいるのが一番いいんだろう…ヲタクとしてこれからも生き生きできるんだろう…と心にわだかまりが生まれて、悶々としていて。

 

 

そんなときに知った舞台。

JOHNNYS’ ALL STARS IsLAND

 

まさかの、現自担と未来の自担候補が同じ舞台に立つタイミングがきた。

しかも帝国劇場。

行くしかなかった。

同じ舞台に立つ二人を見た自分の心に素直になろう、

そう思った。

 

 

今回の舞台で活躍する場面が多いSnowManは本当にありとあらゆる場面に出てきてくれて、目が離せないとはこのことだった。アクロバットも数知れず、太鼓も、ダンクシーンも、とにかく体を酷使する重労働と言っても過言ではないステージで、阿部くんは私が観劇した当日も、次の日も、昼夜2部公演をやり遂げなければならないのに、それを感じさせないほどしゃかりきにキレキレで舞台に立っていて、私が清々しいい気持ちになるほどだった。恋ダンスをここぞとばかりに取り入れているところも、岩本くんとの連携のダンクシュートを決めて、岩本くんがハイタッチしようと手を出しているのに阿部くんが気付くの遅くなって、岩本くんにおいーって肩押されたりしながらわちゃわちゃしてるところも(伝わって)、タイタニックケルト民謡っぽい音楽に合わせて軽やかにダンスするところも、とにかく魅力いっぱいで。

 

第二幕にジャニーズWESTがゲストで来てくれてバックしているときも、周りはフリーダンスっぽいのに阿部くんはええじゃないかのフリ忠実にこなしてたりして、私が少年たちの時に見た阿部くんの遂行するこだわりがなんかまた感じられて(勝手に感じてるだけだけど)、とにかく阿部くんが全開で、たくさん楽しむことができた。

 

そして見せてくれた藤ヶ谷くんのソロ曲 Breaking The Down

 

すでにTwitter等で藤ヶ谷くんのソロに阿部くんがつくことは知っていて、その時を今か今かと待っていて。

藤ヶ谷くんの隣で踊っていた阿部くん。私の好きな藤ヶ谷ワールドでその世界観のままに踊る阿部くん…普段は見せることがない大人な表情と妖艶な雰囲気があって、なんかもう心がそわそわしすぎて覚えていないレベルだけど、至極だった。

阿部くんがメインの真横で踊っていることもとても嬉しかったし、

大好きなもの同士が融合しあっていたあの空間、もったいなさ過ぎて、あの時間に帰ることができるなら帰りたいし、タイムリープさせてほしい。

 

ソロ曲をやっている張本人はまた素敵で。皆さん言ってるけど最近の自己プロデュースの中で群を抜いていた気がする。

 

階段のセットにたたずむ藤ヶ谷くん、椅子を使ってパフォーマンスする藤ヶ谷くん、豪華なJrのメンバーを従えてダンスする藤ヶ谷くん…

久しぶりに藤ヶ谷ワールド全身で感じられた。

衣装も、すごく藤ヶ谷くんらしくて。

本人の黒いスパンコールのジャケットを身にまとった姿はもちろん、バックのJrが全員、赤いジャケットに黒のインナーとパンツとシューズで…世界の統一感がすごかった。

玉森くんのソロのDingaは玉森くんもJrもモノトーンだったけど、衣装の形そのものは各々自由な組み合わせだったから、余計その世界観の対比が美しくて。

 

 

藤ヶ谷くんが出ているジャニーズの内部舞台を見ることは初めてで、すごく胸が高まっていたのだが、彼はジャニーズエンターテイメントの渦中に確実にいた。

劇中のほとんどをジャニーズ独特の純白の衣装を身にまとった彼は、他の共演者と一緒に同じ振付をしていて、存在感を放っていると同時に溶け込んでいた。ショーの一部分だった。なんだかそれが嬉しかった。

ジャニーズの一員として機能しているというか、存在しているというか、ジャニーズしてる藤ヶ谷くんの姿に、感無量だった。

 

正直出演時間短くて物足りなさもあったし、せっかく生でお芝居しているところを見ることができる貴重な機会なのに、もったいないなあなんて感情がなかったわけもないが、それでも帝劇に立ってる藤ヶ谷くん、とても貴重で、ありがたかった。

 

 

 

私の本当に貴重で、儚い時間になったJAIは幕を閉じた。

 

充実感でいっぱいだった私の中で出した結論はひとつ。

 

“もっといろんな阿部くんを見たい”

 

これだった。

 

 

 

藤ヶ谷くんのこと、嫌いになるなんて考えられなくて、今回舞台に立っている姿を見て、改めてその魅力を再認識した。藤ヶ谷くんに誘われて見せてもらった数々の世界は本当に麗しくて、儚いもので、大好きなことは一生変わりないと思ってる。

その一方で、そのプロデュースの中にいた阿部くんが本当に素敵だったと思ったし、ステージ上にいる阿部くんは今後どんな世界を見せてくれるんだろう、という未知なるもの見たさがあって。

 

藤ヶ谷くんにはある意味、絶大な信頼感というか、この人なら間違いない、って思いがあるのかもしれない。

 

だから、今は阿部くんがどんなアイドルとしての集大成を成し遂げるか、

阿部くんの思うアイドルがどこにたどり着くのか、見守りたいなと思ったのかなあ。

 

 

 

何って藤ヶ谷くんが自分のソロ曲について、「ライブでやっているような感じとは違う攻め方をしようっていうのがまずひとつと、出てくれてるジャニーズJrをかっこよく見せる」1ってコメントしてて。

本当にその通りだった。最高のエンターテイメントだった。

後輩たちをしっかりプロデュースしてくれるなんてさすがすぎる。

こんなコメントされると、もしかしたら阿部くんのところに誘ってくれたのも藤ヶ谷くんなのかな、なんて思ったり。

とにかく、今は、ジャニーズアイドルの魅力の再認識や私の中での自担とはという定義のようなものを作り上げてくれた藤ヶ谷くんには感謝の気持ちでいっぱいなのと、今後の阿部くんのアイドルとしての姿への期待で胸がいっぱいである。

 

 

こんな感じで、まだまだ痛さが目立つジャニヲタですが、一歩、違う世界の扉開いてみることにする。

 

藤ヶ谷くんやKis-My-Ft2を通して出会えたたくさんのご縁は本当にかけがえのないもので。

こんな私でよければ引き続き仲良くしていただきたいと思っております。

そしてこれからも素敵な出会いがあることを楽しみにしてます。

ど新規の不束者ですが、何卒よろしくお願いします。

 

 

 

1)2016/12/05放送めざましテレビのコメントより