幻と現のあいだ

現実見てないわけじゃない。だから夢も見ていたい。

20180327って素数らしい。〜阿部くんの大学院卒業に寄せて〜

 

 

2018年03月27日。

 

阿部亮平くん、大学院卒業並びに修士号取得おめでとうございます。

そして、ジャニーズJr祭り最終公演までお疲れ様でした。

 

この日、20180327って素数なんですって。

次の素数である日は2018年5月9日、20180509らしく、なんだ、割とあるもんなんだなあと私は初めて知ったんですが、そんな日にビッグイベントが2つもある理系男子阿部くん、なんだが流石だなあ思ってしまいました。

 

私にとっても2018年03月27日を迎えるにあたって、そして当日に色んな思いが生じまして。

この場を借りて気持ちの整理というか、アウトプットをさせてください。

 

 

私ごとですが、今回のジャニーズJr祭り、元々は24日の合同公演と25日のSnow Manの単独公演に足を運ぶ予定でした。

 

特に単独公演はどうしても行きたかった。

 

それがたとえたった1公演だったとしても、アリーナクラスの会場ででまだデビューしていないジャニーズJrのグループが単独でコンサートをできる、そんな歴史的瞬間を逃すわけにはいかないとジャニヲタ10年選手なりの感覚から感じていたからです。

何よりSnow Manがスケールの大きくなった会場でどんなセットリストを組んで、どんな演出をしてくれて、どう彼らを表現してくれるのか、本当に楽しみで仕方なかった。

 

…が、結局24も25もどうしても仕事が休めず、敢え無く断念せざるを得なくなりました。

正直今でも落ち込んでいます。

 

特に阿部くんがソロ曲として選択した櫻井翔くんの"T.A.B.O.O."は絶対に見たかった…本当に。阿部くんは1つ年上という同世代ゆえにちょうど私がドンピシャ嵐聴きまくってた時代のアルバムの1つ、"僕の見ている風景"に収録されているこの曲を選んでくれたのが胸熱でした。

前に選んでた相葉雅紀くんの"じゃなくて"もかなりしてやられてしまいましたが、それを経ての今回のT.A.B.O.O.は満を辞してパフォーマンスしたんだろうなあと勝手に思ってしまって。

2年前の雑誌のインタビューでは「僕は櫻井(翔)くんが好きなので、いつか『T.A.B.O.O.』とかも歌えたらいいなっていう憧れはありますけど、今はまだそこまで自分が至っていない気がします。」と答えていた阿部くん。私の中で割と石橋を叩いて渡る、そして割と自己を厳しめに評価するタイプなのかなって思っていたからこそ、今回念願のT.A.B.O.O.に踏み切った阿部くんの決意というか思いを勝手に汲み取ってしまい、胸が苦しくなりました。

 

 

そしてその決意は、きっと18年間の学生生活に終止符を打ち、ジャニーズ初の大学院卒業、略して院卒アイドルという1つのステップを大成したことも関係してるのではないかなと私は感じています。

 

 

まあ私気持ち悪いジャニヲタなんで、阿部くんって卒業式いつなの?と思ってとあるときGoogle先生に聞いてみたんですよ。そしたらまさかのジャニーズJr祭りの最終日の日だったんですね。その時はまだ追加公演が発表されてなかったかつ、雑誌でも「今は大学院の卒論を仕上げるのが…。間に合えば春に卒業、間に合わなかったら少し後になる予定です。」とコメントしていて、あー阿部くん卒業式出てから祭り出るのかなあ…そもそも卒論無事提出したのかなあ…とぐるぐる頭の中で考えていました。

アイドルの仕事と学業を両立させ、常に完璧と言っていいほど妥協せずやってきたであろう阿部くん、仮に秋卒業になったとしても阿部くんの努力は揺るぎないものだけど、きっと阿部くんはストレートで卒業したいだろうなあと思ったら、頑張ってほしいなって思ってました。

 

そしてその後、追加公演が発表。待って、阿部くんは無事卒業できるの?追加公演決まったってことは卒業式と丸かぶりじゃない?もしかして卒業はこの春ではないのかな?って若干不安というか、よからぬ心配をしてしまいました。

しかし、3月21日のYouTube公式チャンネルの会見の際に卒業できることが公になり、安堵したというか、阿部くんが報われてよかったなあ、と安心したんです。

 

でもそこでまた出てきた懸念、阿部くんは卒業式に出席するのが問題

 

一個人として、私自身が大学の卒業式にインフルエンザで出席できなかったこともあり、アイドルと学業を両立してきた阿部くんにはぜひ式典に出て、一緒に頑張ったであろう院の仲間たちと労をねぎらって、自分の築いてきたものを実感できる機会を逃して欲しくなかった。だから卒業式は出てほしいなあってずっと思ってました。

 

これまで大学受験のために仕事を一時的にお休みし、メンバーの出ているDREAM BOYSを見て戻れないかもしれないと感じたり、REAL DXのMVに出られなかったことが心残りというエピソードに代表される大学の関係で行けないお仕事があった経緯があったり、アイドルと学業の両立に葛藤があった阿部くん。

2015年は8/18〜8/23滝沢歌舞伎シンガポール公演、8/30気象予報士試験、9/16・17に大学院入試、9/4〜9/28で少年たちの公演という一般人ではとてもこなせないハードスケジュールをやり遂げて結果を残している阿部くん。

何より、アイドルとして自分の強みを繋げていきたいという信念のもと、学業を修めてきた阿部くんの中で、きっとアイドルとしてのお仕事は優先順位が常に最高位にあったと思うんです。

だから、今回、もしかしたらお仕事を優先して追加公演に出るのかな、という私の中での推測もありました。

 

 

迎えた2018年03月27日。

優しい友人の協力もあり、私はその日の追加公演と夜公演に入りました。

阿部くんの姿を見るのは1月のJOHNNYS' Happy New Year IsLAND以来。コンサートは夏のEXシアター以来。ショータイムを入れるなら11月の少年たち大阪公演以来。既に行われていた合同公演・単独公演の話も聴いていたこともあり、本当に心待ちにしていました。

 

そして始まった追加公演。

…でも阿部くんの姿はステージにありませんでした。

 

私は一瞬動揺しましたが、そっか、阿部くん卒業式にいってるんだ、よかった、って安心して胸に込み上げてくるものがありました。心の中がじわじわ温かくなってきたというか。阿部くんが自分の卒業式を選んでくれて、優先してくれてよかったなって思ったんです。こんな想いになったのはきっと私だけではないと思ってます。

 

でも阿部くんのいないVI Guys Snow Manがセンターステージで始まった瞬間、寂しさと悲しさがこみ上げてしまったんですよね。うわあ阿部くんがいない…Snow Manが5人でパフォーマンスしてる…初めて目の当たりにした自担だけがいないその場所は正直見ているのが苦しかった。阿部くん、絶対帰ってきてね、って思ってしまったんです。帰ってくるに決まってるのに、卒業式出てほしいって思ってたのに、すごく自分よがりなことを感じてしまった罪悪感さえありました。

 

その後もセトリは進みます。ジャニーズJr祭り初めて入るのに、阿部くんがいるはずだった楽曲では阿部くんがパフォーマンスする姿が目に浮かんで、あー生で見たかったなあって思ってました。

 

そしてMCコーナー。阿部くんから問題を預かってると言ってカメラを通して紙を見せてくれた深澤くん。そこに書かれていたなぞなぞを解けば、「今日は参加できなくてごめんなさい.学生の自分との最後のけじめをつけてきます.」というメッセージがありました。

 

けじめ、という言葉の響きがなんとも言えませんでした。学生という立場が守られた環境に終止符を打つこと、そしてジャニーズ史上初の大学院卒業アイドル、院卒アイドルというカテゴリを確立することを重んじていたんだなって改めて思えて、アイドルとしてこれからも飛躍し続けるという意思があるからこその今回の最後の学業の優先なんだなと思ったら、やってることがあまりにもかっこよすぎて、しびれました。涙が出てきました。想いが募り続けました。

 

その後のコンサートは割と落ち着いて見たいられたのですが、Snow Manのコーナーになってセンターステージに再び現れた彼ら…会場内に歓声が上がりました。

なぜなら、センターステージに立っていたのは5人ではなく6人だったからです。

 

 

院卒アイドル、阿部亮平の姿がそこにはありました。

 

 

本当にヲタクの主観だけど、ステージの阿部くんは何かを成し遂げた、スッキリしたような、それでいて表情の豊かさが増しているような気がして、再び胸が熱くなって。凱旋してきた英雄のような自担の姿は本当に素晴らしかったです。平易な言葉でしか表現できないのが悔しいですが。

 

阿部くんが戻ってくる前、高地くんが「大好きな阿部くんがいなくて寂しいじゃないか」ってわざわざ言ってくれたり、リアデラで阿部くんの名前を呼んでくれたり、Snow ManのMCで渡辺くんが「けじめってかっこいいよなあ」「だってけじめって使ったことある?」って話してくれたり、メンバーがソロでカメラに抜かれる時にさっくんがいちいち阿部くんのうちわを映してくれたりしたことはどこか穴が空いたしまった阿部担の心をきっと救ってくれました。少なくとも私はそうです。

 

そして帰ってきてからのひーくんの「阿部、卒業おめでとう!」深澤くんの「6人揃ったぞ!」の声、ひーくんやだてさまが阿部くんとハイタッチする姿、会場のおかえりの雰囲気、4グループ揃った時に如恵留くんが阿部くんと固い握手を交わしていたり、他にも阿部くんにたくさん絡んでくれるJrのみんなを見て、あー阿部くんみんなに愛されてるなあって思えたし、Snow Manは6人だし、阿部くんがいるからこそSnow ManだしSnow Manというグループに所属しているジャニーズJrであるアイドル阿部亮平 が私は本当に大好きだと思ったし、兎にも角にも想いが募りすぎました。

 

 

昼公演でも夜公演でも本当に生き生きとしていて魅せ続けてくれた阿部くん。私はあなたのことが本当にますます大好きになりました。

これからもどうか、アイドルとしてステージに立ち続けてください。貴方がアイドルであり続けていてくれる限り、私は応援していたいです。

 

 

阿部くんの上昇志向はこれからもきっととどまるところを知らないし、ファンの憶測を優位に超えていくんだろうなあと思うと、これから阿部くんのことを応援するのが更に楽しみです。

もちろん過剰にプレッシャーを感じて欲しくないけど、でも、いつまでも本当に輝き続けて欲しい。需要を読み取るのが神がかっていてかつ、市場を読んだ上でいい意味で裏切ってくれる阿部くん、自担としてあまりにも十分すぎて、本当に阿部くんに出会えて、阿部くんの担当になれてよかったです。

 

 

 

 

改めて大学院ご卒業、並びに修士号取得おめでとうございます。アイドル阿部亮平くんのますますのご活躍を期待しております。

 

 

 

 

P.S.阿部くんのT.A.B.O.O.この目で見ないと死んでも死に切れないので、ご配慮のほど、何卒よろしくお願い致します。笑