幻と現のあいだ

現実見てないわけじゃない。だから夢も見ていたい。

ファンであること:夏ニ何ヲ思ウノ

 この先も輝く未来を創りたい

 

 

 

キスマイが輝ける夢のステージをみんなで創りましょう!  

BLOG | Kis-My-Ft2 Official Website

 avexのスタッフさんが書いてくれたこの言葉。今ならまた違う視点から考えられる。

 

この夏、自分たちの魅力を伝えるために奮闘してくれたKis-My-Ft2の7人。

セトリを知って、デビュー前の曲が少ないかもって思ったし、アルバムを初めて聞いた時も、特別な感覚はそこまでなくて。

ただ、藤ヶ谷くんとキスマイが好きだからコンサートに行った感じがあった。

でも、コンサートに行って感じたキスマイのかっこよさ、可愛さ。

感情がひたすらに波を打って苦しいほどだった。

 

甘いだけの男じゃ、物足りない


だから少し刺激的


「I SCREAM」


僕らは、愛を叫び続ける。

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「甘いだけの男じゃ、物足りない」「だから少し刺激的」 

本当にそこが好きだなって思えた。

 

Kis-My-Ft2のデビュー前ってギラギラしてて、自分たちの道だけ見ている感じで。

今だからそんな俺らについてこいよ感がすごく魅力的で、失ってほしくないところなんだけど。

でも、一般受けはよくないし、キスマイを知った当時の私は彼らがデビューするのって難しいように感じてた。デビューするとなると、当たり前な話、いろんな世代、いろんな層から知ってもらうことや興味・関心をもってもらうこと、好印象を与えられることが必要条件になってくるから。

 

それでも、実際にデビューが決まって、世の中に正式に売り出し始めた彼らは、爽やかさを持ったアイドルになってた。下積みが長かったから、もともとのスキルの高さもある。メディア露出の多さや深夜番組でアイドルの域を超えたような過酷な企画にも挑戦したり、先輩のバーターがあったりして、世間に知ってもらえる機会が確実に多い。楽曲も、これまでのテイストとは違って、さすが大手のレーベル、ジャニーズのそれとはまた違う売り方ができる。私がもともと応援していた某世代を跳ねているグループとは違う境遇があった。だからすごく恵まれていると思った。

 

昔から応援している方々からしたら、変貌を遂げていったような感覚があって、昔が好きだったのに何で、って思う気持ちあるだろうし、私自身、昔の少クラとか掘り起こしてみると、ああ、この時の鋭い目線とか、激しい感じとか、とがった感じとか、懐かしくて、かっこよくて、胸がキュンと締め付けられるような感覚あるくらいだから。デビュー後からしか担当していない私でさえもそうだから。

 

一方で、デビューからの爽やかさとか、楽曲のキャッチ-さとか、アイドルとして必要な要素も私はとても好きなのは事実。だって美男子ですねの柊さんが本当に好きだから。あれ見て、「キスマイ、変わったんだな。腹くくったんだな。」そう思えた。

デビューという節目で様々な決意をした7人の思いをすべて知ることはできないんだけど、やっとつかめた一つの到達点、重く受け止めただろうなって考えてしまう。

 

これまで、まあいろんな形態で売ってみるわ、ファンイベントが何とやら、ブルーレイ出しちゃいますやら、ただの金蔓扱いが露骨すぎて苦笑いしちゃう時期もあったし、格差ってなんだろって時期もあったし、何度もキスマイ不振に陥った時期はあったけど、結局会いに行くと彼らは最高だなって思わせてくれて。だからここまでずるずる来てしまった。でもそれは結果的に元気をもらえたり、幸せだと思わせてくれたりしてくれて、私の人生にはプラスに働いているなって思える。

 

ツアーが終わって、Sha la la☆Summer Timeのプロモーションがあって、今回出演したMステ。やってくれたのはアイノビート、Fire Beat、そしてSha la la☆Summer time。

デビュー後のガシガシ踊れる楽曲と、デビュー前のみんなが思い入れある楽曲での「刺激」と、爽やかなポップチューンによる「甘さ」、見事に体現しているなって思った。今回はアルバム・ライブ・シングルの3部作っていうのをうたっているけど、Mステはなんだかその延長線上にあるように思えて仕方がなくて。

今回のツアーの黒を基調としたあの衣装を身にまとって最初の2曲をしてくれたことで、かっこよくて、妖艶さ溢れていて、そうそう、私こういうキスマイ好きだったの!っていうのと、Sha la la☆Summer Timeでのギャップが、なんとも言えなくて。

7人が私たちに伝えたかった、Kis-My-Ft2ってこれなのかな、ISCREAMってこれなのかな、って私は考えてる。

わざわざツアーのセトリに入れ込んだのも、今なら納得できる。

 

デビュー前のギラギラしてて、獲物を捕らえるような彼らも、デビュー後のさわやかアイドルしている彼ら、どちらもKis-My-Ft2で、どちらも本当に魅力的。どちらも今のキスマイの構成要素だから、どちらも持ち続けてほしい。今だからそれを融合して、一味もふた味も違うアイドルグループとしてあり続けてほしい。

1ファンとして、そんな感情が生じている。

 

 

Kis-My-Ft2はデビュー後、本当に恵まれていて、甘やかされているという表現さえもしてしまいそうな好待遇だったと思う。なんだか地に足がつかないまま、ドームでコンサートまでするようになって、喜ばしいことだけど、何かが追い付いていない感覚もあって。それは7人も、ファンの多くも気づいていること。今まで浮いてきそうで浮いてこなかった壁に直面した案件の一つが、オリコン等のウィークリーチャートの件なんだと思う。これも、何とか1位を取って事務所やレーベルでの扱いを維持して、これからもパフォーマンスを届けてほしい、アイドルとして続けてほしい、という気持ちも、応援の仕方は人それぞれだし、無理して買うのはおかしい、今の実力を受け止めて、這い上がってくるべきだ、という気持ちも、どちらも嘘偽りないものであって、どっちが正しいとか間違っているとかじゃない。そういう意味では今回の行く末を冷静に受け止めたいなと思ってる。

 

ただ、実感したのは、今までCDやDVDをリリースしたり、コンサートをしてくれたり、それをメディアに取り上げてもらったりして、Kis-My-Ft2が人気アイドルグループであるとされていたこと、それが叶っている環境は決して当たり前じゃないんだなあ、ということ。そして、私が藤ヶ谷くんやキスマイの7人に元気をもらって、日々の生活にハリが出ていることは恵まれていること。

 

アイドル好きって要は感情が伴っていて、人間の感情は揺れ動いていくもの。いろんな因子に影響を受けやすいと思うし、本当に人それぞれだから、私もいつか藤ヶ谷くんを、Kis-My-Ft2を、ジャニーズアイドルを応援するってことをやめる時期が来るかもしれない。でもそれまでは、彼らの笑顔が見たいし、彼らのパフォーマンス・エンターテイメントを見ていたいから、独りよがりにならないようにいろんな情報から判断して、ファンとして適切に生きていきたい。

 

 

 

自分でも今回のエントリーは本当に自分よがりで、自己満足だなって思ってるんだけどね、キスマイやっぱり好きで、この思い、表出しとかないと後悔しそうだった。いろんな意味で今ジャニーズアイドルって難しいなって思うと余計。

つまらないものネットにあげてごめんなさい。Wordで書くのも味気なくて。

お話聴いてくれてありがとうございます。